リウマチ外来
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リウマチ外来のご紹介

関節リウマチは自己免疫性疾患の一つで、有病率は0.5~1.0%とされ、本邦には約70万人余の患者がいるとされています。女性に多く、どんな年代の方でも発症することがあります。多くの方が手や足の小関節から炎症を起こすことが特徴です。進行すると膝、肩、股関節などの大関節にも関節炎症状が出現します。
適切な治療が行われないと、関節の変形や日常生活活動(ADL)の低下、生活の質(QOL)の悪化につながるため、早期の診断と治療が非常に重要です。

当院のリウマチ外来では、名古屋大学医学部整形外科から派遣された専門医が診療を担当しています。診断のために必要な診察や検査を行い、最適な治療につなげます。現在の関節リウマチの治療は抗リウマチ薬による薬物治療が中心となっています。現在多数の薬剤の開発により、治療の選択肢が増えていることから、適切な治療選択により早期に関節炎症状の改善をさせ、疾患活動性の低下を図ります。
さらに状況に応じてリハビリテーションや手術治療を検討します。このような総合的な治療アプローチを行い、関節リウマチによる関節破壊の進行を防ぎ、より良い生活の質を維持することを目指します。
以上から関節リウマチ治療には、早期診断と早期治療が重要です。関節に痛みや腫れ、こわばりなどの症状がある場合は、当院に受診ください。

担当医紹介

寺部健哉

認定資格
日本整形外科専門医
日本リウマチ学会専門医